
今回の帰省では、母の物忘れの進行が思っていた以上に進んでいることを実感しました。
母自身も「もう高齢者だから」「80を過ぎてからは体が思うように動かない」「もう年だから」と、二言目にはネガティブな言葉ばかり。前向きになれない母の姿に、話をしていても後押しする言葉がなかなか出てこず、苦しい気持ちになる場面もありました。
そこで弟2人にも相談してみたところ、長男は「自分の周りにいる人たちは、内臓系の薬を飲んでいる人は頭がしっかりしていて、逆に体が丈夫な人ほど認知症が進んでいるケースが多い」と話してくれました。母は体は元気な方なので、やはり認知症の可能性が高いのではないか…と。
次男は早速「物忘れ外来」を調べ、いくつかの情報を共有してくれました。
物忘れ外来について
高齢化とともに認知症は急増しており、2025年には患者数が700万人に達するといわれています。
特にアルツハイマー型認知症は、最初は小さな物忘れから始まり、進行すると記憶・思考・判断力だけでなく、感情や性格にも影響が出てきます。
ただし、早い段階で気づき専門医に相談することで、薬によって進行を遅らせることが可能になってきています。
「加齢のせいかな?」と思っても、早めに診察を受けることが大切なのだそうです。
獨協医大病院に設置されたセンターでは、電話相談(無料)、来所相談、診断・治療方針の選定などを行っており、場合によっては治験薬の使用も検討できるとのこと。
私もまずは電話で確認してみることにしました。
母の様子と私の思い
母は体調があまり良くなかったため、今年は送り火(送りお盆)にも行かず、家で休んでいました。
私自身は、帰るギリギリまで台所の鍋系を整理して、シンクまわりの掃除をして過ごしました。今回はブラシ類を持参したので、細かい部分まで磨くことができてスッキリ。
母と話していて、少し気持ちが沈んでしまった時も、掃除をすると不思議と気分が切り替わって、同時に、家の掃除を通じて心まで整うことも実感。
暮らしも心も、日々の積み重ねで整えていけるのだと感じています。
そして最近は、気分が下がるときこそ掃除をして、気持ちを切り替えて整えるようにしています。
おわりに
もしあなたも、日々の中で気持ちが沈んでしまうことがあったら、
ほんの少し手の届く場所を整えてみるだけでも、心がふっと軽くなるかもしれません🍀
今日も読んで頂きありがとうございました♪
