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「今こそ、自分らしく生きたい!」これまで途中で諦めたり、先延ばしにしてきたことに、もう一度チャレンジ ♪

週末だけのふたり時間。72歳の彼と、20年のあたたかな関係

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カラダの変化と向き合い、自然と受け入れながら生きている私の相方は、ひと回り年上の72歳。今は年金生活をしています。

 

出会いは、知り合いのお花見。
当時、彼は結婚を控えていた彼女を乳がんで亡くしたばかりで、憔悴していた。
たまたま隣の駅に住んでいたこともあり、帰り道に近くの居酒屋で話をした。
その夜、彼は涙を流しながら、彼女との思い出を語ってくれた。
私はただ、黙って聴くことしかできなかった。
それが、私たちの始まりでした。

 

それから少しずつ連絡を取り合うようになり、週末を一緒に過ごすようになった。
今では、土日はランチをして、夜は家族みんなで食卓を囲みカレーを食べるのが恒例。
泊まる日は、小学3年と5年の孫が「じーと一緒に寝たい!」と言って、順番にお布団に入ってくる。そんな光景を見るたび、胸があたたかくなります。

 

彼は長い一人暮らしの中で、料理も洗い物も、困ったことは何でもこなす“頼れる存在”。
50年間映像のカメラマンをしています。
仕事柄、時間管理と段取りはカラダに染み込んでいて、常に落ち着いて行動するタイプ。


性格はAB型で、私とは正反対な部分も多いけれど、彼の言うことには不思議と間違いがない。
だから、彼の言葉には年の功もあり、いつもどこか説得力があります。

 

コロナの時期には、半年もの間、会えなかったこともあった。
それでも途切れず続いてきたのは、互いに無理をせず、自然体でいられたからだと思う。

数年前に車を手放してからは、自転車が彼の相棒。
河川敷をぐるっと遠出しながら、四季の風を感じている。これが一番のストレス解消になると。


学生時代から合気道をしているせいか、筋肉は健在で72歳でも坂道を立ちこぎせず、ギアだけで登ってしまう。
「これがまだできるうちは、大丈夫だな」
そう笑う姿に、私もつい安心してしまう。

 

カラダとじっくり向き合い、カラダの声に耳を傾けながら生きている彼。
その姿勢には、いつも学ぶことが多い。

 

私たちの関係は、週末だけの“ちょうどいい距離感”。
毎日、家事をやり過ぎている私に、
彼は苦笑いしながら言う。
「これ以上、がんばりすぎるなよ」と。

 

正直、これから先のことを考えると、不安がまったくないわけではない。
それでも、どんな時も静かに見守ってくれる彼の存在が、私にとって大きな支えになっています。
これからも、この穏やかな関係を大切にしていきたい。


今日も読んで下さりありがとうございました♪

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